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October 31 2021 
General Museum / Book Club 4:  
Hito Steyerl "Why Games? Can People in the Art World Think?"


  ジェネラル・ミュージアム/読書会4: 

  ヒト・シュタイエル
『あえてゲームを(または、アートワーカーは考えることができるか)』

ジェネラル・ミュージアムは、アートが実践されるあたらしい場を探求するプロジェクトです。その一環として読書会を開催します。今回は、ヒト・シュタイエル『デューティーフリー・アート:課されるものなき芸術』[2021|大森俊克訳|フィルムアート社] 収録のテキスト「あえてゲームを(または、アートワーカーは考えることができるか)」を読み、議論する読書会をWEB上のVR空間にて行います。

公衆=パブリックに支えられて誕生した近代の民主主義社会(あるいは近代のアートとミュージアム)は、新たに台頭してきた大衆=マスとは結局ソリが合わないまま、微妙な距離を保って運営されてきたといえる。量産技術に支えられたマスメディアとともに発展した大衆とは文字通り、規格化され、自立した主体性を持たない塊=マスであった。では、デジタル技術に支えられたソーシャル・ネットワークは、そうした大衆を解体、再編し、多様性と個性を持った社会と文化を生み出すことができるのだろうか?おそらく現状はそうした楽観的な期待とは異なる方向に進んでいる。ITネットワークが生み出すさまざまな状況を考察したヒト・シュタイエルのテクスト「あえてゲームを(または、アートワーカーは考えることができるか)」を手掛かりに、現代の社会とアートがおかれた状況と課題について考えてみたい。

 

日時:2021.10.31(日)19:00~22:00 (18:45開場)

場所:WEB上のVR空間
参加費:
無料(予約制・定員20名


予約方法:参加ご希望の方はお名前とメールアドレスをご明記の上、「anartuser@gmail.com」までご連絡下さい。前日までにVR空間(Spatial)への案内をお送りします。

 

主催:ジェネラル・ミュージアム、アート・ユーザー・カンファレンス

助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京




-『デューティーフリーアート:課されるものなき芸術 星を覆う内戦時代のアート』訳者解題|大森俊克

-試し読み:第3章「容赦なき現存在の戦慄─美術界における「居ること」の経済性」
-e-flux Journal: Hito Steyerl “Duty-Free Art”
-Video: Hito Steyerl "Why Games? Can People in the Art World Think?"



 

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